マルチタスクの効率を上げる仮想デスクトップの使い方

マルチタスクの効率を上げる仮想デスクトップの使い方仕事術

複数のタスクを並行してパソコンで進めないといけないとき、こんなことはないでしょうか?

「フォルダが10個開いているけど、どれが今のタスクに関係しているやつだ?」「あっ、前にやっていたタスクのこのファイルに追記しておこう」

必要なものが見つからなかったり、ほかのタスクの内容が気になったり、これでは作業効率が上がるはずもありませんよね。

その悩み、博士エンジニアの晴樹が解決します。

マルチタスクはどうやってもシングルタスクに比べ、効率が落ちます。

苦手なマルチタスクの効率を上げる2つの対処法
仕事でマルチタスクを要求されることは多いと思いますが、そもそも人はマルチタスクに向いていません。この記事では、それでもマルチタスクをしなくてはいけないときに、シングルタスクと同じように効率よくタスクをこなしていく方法について、紹介します。

こちらの記事でも少し紹介していますが、マルチタスクをうまくこなす秘訣は「作業環境を切り替える」ことです。

これを助けてくれるのが、今回紹介する仮想デスクトップなのです。

仮想デスクトップはマルチタスクの問題の救世主

パソコンでのマルチタスクで仕事をこなしていくことの難しさは、大きく分けて2つあります。

難しさの1つは、タスク切り替えの準備において時間がかかったり集中力が落ちるため、効率がとても悪いことです。

これの対応策は、タスク切り替え時の準備を極限まで減らすために、ランチャーソフトのCLaunchを使うことです。

詳しくはこちらの記事を見てください。

マルチタスクによる集中力ややる気の低下を防げるCLaunchの設定
どうしても作業効率が落ちてしまうパソコンでのマルチタスク作業。でもWindows用ランチャーソフトのCLaunchを使えば、集中力ややる気の低下を防いで、マルチタスクも快適にこなせます。この記事ではCLaunchをどのように使えばいいのかについて、解説します。

もう1つの難しさは、いろんなタスクの情報が画面上で混ざることです。

複数のタスクを同時にこなしていると、タスクを切り替えるときにいちいちファイルやソフトを全て閉じて次にタスクに行くことは効率が悪いのでしないでしょう。

でもその結果、1つのデスクトップ画面で異なるタスクのことが混ざってしまいます。

これでは気が散ったり、ファイルやソフト切り替える時に目的のタスクのものだけを選ぶのに時間がかかったりして、やはり効率が落ちます。

この問題を解決できるのか、今日紹介する仮想デスクトップなのです。

仮想デスクトップとは、簡単に言えばデスクトップ画面を複数作って表示を切り替えられる機能です。

各デスクトップで開いたソフトは他のデスクトップでは基本的に表示されないので、タスクごとにデスクトップを切り替えることで、1つのタスクに集中しやすい環境を作ることができます。

仮想デスクトップの基本操作

この記事ではWindows用の操作について説明しますが、Macでも同様の機能があります。

仮想デスクトップは「タスクビュー」と呼ばれる機能の中で操作します。

タスクビューを起動するには、タスクバーの左側にあるこのアイコンをクリックしてください。

タスクビューの起動アイコン

もし表示されていない場合は、タスクバーの何もないところを右クリックして表示されるメニューの中から「タスクビューボタンを表示」にチェックを入れてください。

タスクビューボタンを表示する

また、[Windows]+[Tab]キーを押すだけでもタスクビュー画面に切り替わります。

デスクトップ追加前のタスクビューの表示

タスクビューの機能は、仮想デスクトップ以外にも、現在開いているアイテムの表示や、過去に使ったものの履歴表示などがありますが、ここでは仮想デスクトップについてだけ説明しますね。

仮想デスクトップを使ったことがない場合、タスクビュー画面の一番上に「+新しいデスクトップ」と表示されます。

これをクリックすることで、新しくデスクトップが追加されます。

仮想デスクトップの追加

上の図でデスクトップ1には開かれたフォルダが表示されているのに対し、デスクトップ2には何もないことが分かります。

こうしてまっさらなデスクトップを作ることで、新しい作業環境が手に入ります。

表示されているものがデスクトップごとに違う、というだけで、ファイルやフォルダ、ソフトなどは、どのデスクトップからも起動できます。

デスクトップ1で表示しているものをデスクトップ2に移動させたい場合は、タスクビュー画面でデスクトップ1のアイコンにマウスカーソルを載せ、表示されるアイテムをデスクトップ2のアイコンにドラッグアンドドロップすればO.K.です。

仮想デスクトップのアイテム移動

表示する仮想デスクトップを切り替えるときは、タスクビューに表示されている仮想デスクトップの画面をクリックしましょう。

また、仮想デスクトップの切り替えはよく使うので、ショートカットキーを覚えておくと便利です。

ショートカットキーは[Windows]+[Ctrl]+[→] or [←]キーです。

右矢印で次の仮想デスクトップに、左矢印で前の仮想デスクトップに移動できます。

ショートカットキーを使えばタスクビューを表示せずに切り替えられるので、作業効率が上がります。

追加した仮想デスクトップが不要になった場合は、タスクビューから削除しましょう。

以下のように、タスクビューを表示したときの各デスクトップアイコンの右上にある×ボタンを押せば、削除されます。

仮想デスクトップの削除

そのとき、削除される仮想デスクトップで起動していたファイルやフォルダは、ほかのデスクトップに移動します。

タスクビューの追加や削除にもショートカットキーがあります。

仮想デスクトップを追加するときは[Windows]+[Ctrl]+[D]キー、削除するときは[Windows]+[Ctrl]+[F4]キーです。

でも追加や削除は頻繁には行わないので、ショートカットキーを覚えておかなくてもタスクビューから行えばいいでしょう。

仮想デスクトップを活用するには

タスクごとに仮想デスクトップを作る

仮想デスクトップを作ることで、1つのタスクに集中できる環境が手に入ります。

なので、何となく仮想デスクトップを追加していくのではなく、1タスク1デスクトップを原則として守りましょう。

仮想デスクトップの切り替えや、仮想デスクトップ間のファイルやフォルダの移動を頻繁に行っている場合、その原則が守られていない可能性があります。

共通のものを表示させる

タスクごとに分けて表示する、とはいえ、メール、カレンダー、チャットツールなどは全てのタスクで使うので全てのデスクトップに表示したい、という場合もあるでしょう。

その場合は、タスクビューで表示させたいアイテムを右クリックして「このウィンドウをすべてのデスクトップに表示する」を選んでください。

仮想デスクトップで全てのデスクトップに表示させるための操作

こうすることで、そのウィンドウは全てのデスクトップで共通して表示されるので、わざわざ仮想デスクトップごとに起動しなくて済みます。

仮想デスクトップで全てのデスクトップに表示させた

CLaunchを使う

はじめにも紹介した、Windows用ランチャーソフトのCLaunchと仮想デスクトップをうまく使えば、仕事の効率は何倍にもなります。

マルチタスクによる集中力ややる気の低下を防げるCLaunchの設定
どうしても作業効率が落ちてしまうパソコンでのマルチタスク作業。でもWindows用ランチャーソフトのCLaunchを使えば、集中力ややる気の低下を防いで、マルチタスクも快適にこなせます。この記事ではCLaunchをどのように使えばいいのかについて、解説します。

ポイントは、CLaunchの「ページ」についても1タスク1ページを守ることです。

タスクごとに必要なショートカットを集めて、タスクに関係のないものを表示させないことで、1つのタスクに集中でき、効率的に作業できる環境が手に入ります。

まとめ

仮想デスクトップを使うことで1つのタスクに集中できる環境を手に入れることができます。

また、ランチャーソフトのCLaunchを一緒に使うことで、マルチタスクであってもシングルタスク並みに効率よく作業できる、究極の環境が手に入ります。

マルチタスクが効率よくこなせないとお悩みのあなたは、仮想デスクトップとCLaunch、試してみてくださいね。