「パソコンでの作業効率を上げたい」「オススメのソフトは無いかな?」
その悩み、博士エンジニアの晴樹が解決します。
私もそうですが、1日中パソコンに張り付いて何かしらの作業をしている人も多いのではないでしょうか。
1日、1か月、1年、長い単位で考えるほど、少しでも作業効率を上げられれば、できることにものすごい差が生まれますよね。
この記事では、作業に集中できる環境を整え、作業効率を大幅に上げることができるソフトウェアを4つ紹介します。
この4つ無しには効率的なPC作業というのはありえません。
もし使っていないソフトがあるなら、今すぐにでも導入することをオススメしますよ。
PC作業効率を爆発的に上げるWindows用ソフト4選
仮想デスクトップ
これはソフトウェアではなくWindows用の標準機能ですが、効率を上げたいなら絶対に欠かせないので、まず紹介しますね。
仮想デスクトップはデスクトップ画面を複数作って表示を切り替えられる機能です。

いくつかのタスクを並行してこなしていると、パソコンの画面にさまざまなタスクに関することが表示されていて集中できないことはないでしょうか。
あるタスクに集中しようとしても、ほかのタスクのことが気になったり、必要なファイルやフォルダが他のタスクのものに埋もれて見つからなかったり。
マルチタスクを行うなら、作業環境はタスクごとに独立させる必要があります。
仮想デスクトップはそれを実現することができる機能です。
仮想デスクトップを使って作られた各デスクトップでは、そのデスクトップで開いたファイル、フォルダなどは他のデスクトップでは基本的に表示されません。
なので、あるタスクをするときはこのデスクトップ、次のタスクをするときはこのデスクトップ、と切り替えることで、1つのタスクに集中しやすい環境を作ることができるのです。
詳しい使い方については以下の記事を見てくださいね。

CLaunch
CLaunchはファイルやソフトの起動を簡単に行えるランチャーソフトです。

何か作業を開始するときに、意外なほど時間がかかっているのが、必要なものを探して用意する行為です。
1回1回はそこまで時間がかからなくても、その積み重ねで大きな時間的ロスが発生します。
そして何より問題になるのが、「探す」という行為によって、やろうとしていた作業に対する集中力ややる気が低下してしまうことです。
やろう、と思い立ってもすぐに準備ができないと、それがストレスになってしまいます。
CLaunchは、作業に必要なファイルやフォルダをあらかじめ登録しておくことで、それを探す手間を省け、すぐに作業に取り掛かることができます。
準備のストレスが無いため、結果的に作業効率を大幅に上げることができますよ。
そしてCLaunchが真の力を発揮するのは、マルチタスク環境下です。
うまく設定することで、さまざまなタスクで必要となるさまざまなファイル、フォルダ、ソフト、Webページなどに一瞬でアクセスできるようになります。
CLaunchについては、インストール、おすすめの設定、そしてより使いやすくするための使い方までを徹底解説した以下の記事が参考になります。
Everything
Everythingは超高速ファイル検索ソフトウェアです。

ファイル検索が必要な場面はそんなに多くないですが、検索が必要な場面というのは、「早く見つけたい、でも見つからない」というときで、非常にストレスが溜まります。
Everythingは、Windows標準のファイル検索に比べて速度がはるかに速く、本当に一瞬でファイルを見つけることができます。
基本的な使い方については以下の記事で紹介しています。

Clibor
Cliborは高機能なクリップボード拡張ソフトウェアです。

Windowsの機能として搭載されている最も基本的なクリップボードは、履歴が1件しか表示できません。
なので、あるドキュメントから複数の箇所をコピーしようとしたり、複数のドキュメントからコピーしてどこかにいっせいに貼り付けることができません。
わざわざ1回1回コピーして、貼り付け先のドキュメントを探して貼り付けて、またコピー元を探して、、、というような操作が必要になるため、非常に効率が悪いです。
Cliborは、コピーした文字を履歴として複数記録しておくことができるため、まず必要なものを全てコピーしておいてから、いっきに貼り付ける、ということができます。
起動も簡単で、「Ctrl」キー2回クリックで表示できるため、非常に操作がしやすいです。
実はWindowsの標準のクリップボードも進化していて、履歴を記録して使うことができます。
[Windows] + [V] キーで起動する、クリップボード履歴というものがあります。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

Cliborが扱えるのはテキスト形式だけなのに対し、クリップボード履歴では画像など、そのほかの形式も扱うことができます。
それでもCliborを使うのは、立ち上げやすい、履歴一覧が見やすい、定型文を登録できる、という点です。
それ以外にもさまざまなカスタマイズが可能で、使い込めば使い込むほど自分の使いやすいように、なじんでいきます。
Cliborの最新版のダウンロードはこちらか可能です。

まとめ
今回紹介したPCでの作業効率化ソフトウェアは以下の4つです。
- 仮想デスクトップ
- CLaunch
- Everything
- Clibor
これら全ては、「探す」という行為にかかる時間を極限まで減らすことができると言えます。
仮想デスクトップを使うことでタスクに必要なものしか表示されないようにして、CLaunchで必要なファイル・ソフトを探さずに起動して、ファイルが見つからないときはすぐにEverythingを使い、コピペをするために何度もコピーする場所を探したりするのを避けるためにCliborを使う。
探す行為自体は何も生み出さず、ストレスを生み出し時間を消費します。
これをとにかく無くし、目の前にタスクにだけ集中できるようにすることが、仕事の効率を上げるうえで最も重要になります。
うまく使いこなせれば、あなたの作業効率を劇的に向上させられますよ。
どれも使ったことが無い、ということはまずは1つ、使ってみませんか?