仕事を効率化してもっと早く終わらせたい、と思っていませんか?
「どうすれば効率よく仕事ができるんだろう。効率よく仕事をする方法を調べてやってみたけどうまくいかない。仕事を効率化して早く帰りたいなぁ。」
その悩み、博士エンジニアの晴樹が解決します。
私自身、仕事の効率化を試してはうまくいかず、結局遅くまで働いてしまうということから抜け出せませんでした。
結論から言うと、効率化の方法が問題だったわけではなく、何のために仕事を効率化するのかが明確でなかったことと、効率化することに対する強制力が無かったことが問題でした。
いまでは効率的に仕事ができるようになり、いつも決まった時間に早く帰ることができるようになりました。
この記事では、同じような悩みを抱えている方に、仕事効率化のきっかけになるような情報をお伝えします。
あなたが仕事効率化できない根本的な原因
まず初めに考えてもらいたいのは、なぜ仕事を効率的にやりたいと思っているのか、ということです。
仕事を効率的にやった方が早く帰って自由な時間が取れるから?
ならばその自由な時間で何がしたいのでしょう。
忙しくてあまりゆっくり休めてないのでちょっとのんびりしたりとかゲームをやったりとか?
もしそうなら、あなたが効率的に仕事ができない根本的な原因は、効率的に仕事をして早く終わらせる必要がないからです。
「それじゃあ早く帰ってゆっくり休めないじゃないか」
そんな声が聞こえてきそうですけど、「休む」ってそんなに強いモチベーションにならないですよね。
そりゃ休める方がいいかもしれませんが、じゃあ休むために頑張ろう、仕事を効率よくやろう、と強く思えるでしょうか。
そんな状況で仕事を効率的にやろうと思っても、結局「別に今のままでいいか」となります。
なぜなら人間にとって一番楽なのは「現状維持」だからです。
じゃあどうすればいいのか・・・それは・・・
仕事を効率化するには仕事を早く終わらせたい・効率化したいと思える目標を持つ
早く帰って家族と過ごす時間を長くとりたい、趣味に時間を使いたい、勉強のための時間が欲しい、、、など。
いろいろあると思います。
それを本当にしたいと思っている人ほど早く帰りたいという気持ちが強いので、そのためにはどうやって仕事効率化すればいいのかということを真剣に考えて真剣に実行するようになります。
反対に、そのような目標がない限り結局ダラダラ仕事をやってしまうんですよね。
本人はダラダラしている気なんてない、と思っているかもしれませんが、その気が無くても結果としてそうなっています。
なのでまず自分の意識を変える必要があります。
とはいえいつも忙しく過ごしていると、「やりたいことなんて見つけている時間すらない」とか、「とにかく早く仕事から解放されたいだけなんだ」という風に思う気持ちはわかります。
ではどうすればいいのかと言うと、ゆっくり休める時間を取って、自分が本当にしたいことは何だろう、と考えてみるといいんですね。
そもそもそういうことを考える時間すら取れず仕事に追われてしまうと、忙しく続く仕事の中でそのように働くことが当然のようになってしまい、そこから抜け出すのは難しいですよね。
どうすればゆっくり休んで目標を探す時間を取れるのか?
これはとても簡単です。
早く帰ることです。
「何を言っているんだ?」という感じかもしれませんけど、早く帰ればゆっくり休める時間を取れますよね。
何も間違ってはいません。
効率よく仕事ができないから早く帰れなくて困っている、と思っていますか?
それは正しいともいえますし、間違っているともいえます。
なぜ効率よく仕事ができないのかと言うと、早く帰らないからなんですよ。
早く帰る、つまり先に仕事の終わりの時間が決まっていてその時間になったら仕事を切り上げざるを得ないという状況をまず作るのです。
そうすれば、どうやってその時間までに仕事を終わらせようか、そのためにどうやって効率をあげようか、ということを本気で考えるようになります。
つまり、強制力を働かせるということです。
この方法は、仕事を早く終わらせてやりたいことが明確な人にとっても有効です。
人間、強い意志を持っていても実際に大変なことがあるとくじけてしまいがちですよね。
やりたいことがあっても目の前の仕事に追われ、「まあ今日くらいは残業もしょうがないか」なんて1度でも思ってしまうと、結局仕事を効率化して早く帰ることができなくなります。
なので、もう無理やりにでも仕事効率化せざるを得ない、そんな状況を自分で作ってしまうのです。
仕事が終わらなかったらどうするのか?
これも答えは簡単で、帰ります。
早く帰ります。
今日は予定の時刻までに仕事が終わらなかったから今日だけ特別長くやるか、みたいな考えになってしまうと、これまでと何も変わらないわけですね。
なので仕事が終わってようが終わってなかろうが決めた時間に必ず帰るということをまず先に決めてしまいます。
これを習慣化するわけですね。
毎日常に同じように早く帰る。
仕事が終わっていないのに早く帰るわけにはいかない?
それが嫌なら仕事を効率化する方法を必死に試すしかないですね。
手段が目的になっていないか?
こういうことを言うと「手段が目的になっているぞ」という人がいます。
早く帰るのは目的ではなくて、何か目的があってその目的を達成する手段として早く帰るんだ、と言いたいんでしょう。
でも、じゃあ早く帰らず仕事に追われ考える時間すらない状況、それって仕事が目的になっていないでしょうか。
仕事をするために生きているんだ、という人はもちろんそれでもいいでしょう。
でも仕事はあくまで人生を豊かに過ごすための手段なんだ、という人にとっては、仕事に追われ続ける生活は、いつの間にか仕事が目的になってしまっていますよね。
一方で早く帰ることは仕事効率化の手段でもあるし、早く帰ること自体が目的にもなるのです。
早く帰るのは慣れる
実は昔は私自身も「どうやったら早く帰れるんだろう、家でも色々やりたいことあるのになぁ」と思いつつ結局遅くまで仕事をしていました。
でもどうやっても仕事が終わらなくて、ある時「この時間に帰ろう」と、帰る時間を徐々に早めていく、ということやったんですね。
初めはものすごく抵抗がありました。
たしかに全然仕事が終わらなくて、「今日くらいはいいか」とやっぱり遅くまで仕事をすることもありました。
それでも早く帰ることを繰り返していたら、2週間で慣れました。
早く帰るという行為自体にも慣れましたし、早く帰るために効率的に仕事をしようという意識がかなり強くなったので、結果的に仕事が早く終わって早く帰って問題ない状態になったのです。
これまでも仕事の効率化方法は調べていて、いろいろ試しては続きませんでした。
勝手に「自分にはこの方法はあっていない」と判断していろんな方法を模索していましたが、それは勘違いでした。
私の場合は早く帰るという強制力がなかったため、結局ダラダラ仕事をしているだけでした。
もちろんそれまでは本人はダラダラしている気なんてなかったんですけどね。
早く帰るといいことしかない
早く帰れるようになってよかったのは、家族と過ごす時間を長く取れるようになった点です。
そうすると、さらにいいことがありました。
早く帰るようになる前は、実は帰ってから家で仕事をすることもありました。
でも早く帰るようになって家族との時間を取るようになると、「せっかく時間が取れるようになったのに家で仕事していたら意味がないじゃないか」と思うようになりました。
結果的に、より効率的に仕事をするようになり、今では家に仕事を持ち帰ってすることは全くありません。
早く帰るようになったことで、強制力が働いて仕事の効率化ができたうえに、早く帰る目的を強く意識できるようになり、より効率化が進んだ、ということです。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 仕事を効率化するには、仕事を早く終わらせたい・効率化したいと思える目標を持つ
- そのような目標を探すための時間を取るためには早く帰る
- 常に同じ時間に帰るようにすると仕事の終わりの時間が決まるため、そのためにどうすれば仕事の効率化が可能なのかを真剣に考えるようになる
効率化を真剣に考えるようになったらまず試してもらいたいのがポモドーロテクニックです。

これは時間を強く意識するきっかけになりますし、集中して仕事を効率的にこなせるようになりますので、オススメの方法です。
それでも早く帰るのは無理、という場合
早く帰ることは、いいことしかない万能薬だと思います。
たしかに早く帰るのは会社員の場合だと周りの目があって難しく感じるかもしれません。
でも帰る。もう何も考えず帰る。ただそれだけです。
それでも「周りの目が気になってできません」「そもそも残業結構しないと終わらない仕事量なんです」なんていう人は、今の働き方自体を見直した方がよいのではないでしょうか。
そんな環境で働き続けることがはたして自分の成長や幸せにつながるでしょうか。
なのでそれはもう早く帰ることが可能な、まともな職場に転職するという方がよいでしょう。
「どうせ転職するんだ」と思ってしまえば意外と早く帰れるかもしれませんよ。
早く帰ることで周りからどのような評価を受けるのか、なんて転職してしまえば全く関係ないわけですよね。
さらに、早く帰ることで転職のためのいろんな準備もできるようになります。
いいことしかないですね!
つまり結論、まず早く帰ろう。