仕事が楽しめない、この先もずっとつまらない仕事をしていくしかないのかな、とお悩みではないですか?
「仕事を楽しむことなんてできるのかな?できるとしたらどうすればいいのかな?」
その悩み、博士エンジニアの晴樹が解決します。
私自身、大学を卒業して勤めた会社では、仕事を楽しめませんでした。
楽しくない、というよりも苦しい、という方が正しいくらい。
「なんで働いているんだろう」「楽しさを感じられないまま働きづつけるのかな」と。
でもいまではフリーランスとして楽しく仕事ができています。
そう聞くと「会社員はやっぱりつまらないのか。フリーランスを目指してみようかな。」と思ってしまう人もいるかもしれません。
間違えてほしくないのは、会社員が楽しくない・フリーランスが楽しい、ということではないのです。
この記事でお伝えする仕事を楽しくする方法は、会社員でもフリーランスでもアルバイトでも、全ての人に使えるものです。
その秘密は、コントロールできる範囲を広げる。
どういうことでしょうか。その秘密をお教えします。
つまらない仕事を楽しむには成長が重要
仕事の何が楽しいと感じるのかは人それぞれですが、自分が成長しているときに楽しさを感じる、というのは共通しています。
これは仕事だけではないです。
スポーツ、芸術、ゲームなど、自分や自分が操作するキャラクターが成長すると楽しいですよね。
これまでできなかったことができるようになった、コツコツ努力して成果がどんどん積みあがっていったなど、いろいろな成長があります。
これ、何が成長したんだと思いますか?
経験が増えた?新しい知識が身についた?
それは間違ってはいませんが、根本的には自分がコントロールできる範囲が広がっている、と言えます。
どういうことでしょうか?
成長とはコントロールできる範囲が広がること
自分がコントロールできる範囲とは、自分で決めたり自分の思うようにできたりすることの多さです。
ゲームが楽しいのは、やればやるほどコントロールできる範囲が広がり成長を実感できるから、というのがあります。
時間をかければ、ゲームのいろいろな攻略法が分かるようになったり、自分のキャラクターが強くなったりしますよね。
そうしてゲームをよりうまくコントロールできるようになると、もっとできることが増えて、どんどんハマっていきます。
経験がある人も多いのではないでしょうか?
仕事ももちろん同じです。
自分で仕事のやり方を決められることや自分ができることが多くなればなるほど、つまり仕事のコントロールできる範囲が広がるほど、どんどんハマって楽しくなります。
一方でこんな声も聞こえてきそうです。
「やらないといけない仕事は決まっているんだからコントロールできないでしょ」「仕事内容が単調でコントロールできるところなんてないよ」
でも残念ながら、コントロールできないと思っている、つまり成長できなくて仕事をつまらなくしているのはあなた自身なのです。
仕事内容はコントロールできない?
フリーランスの良い点は、自分のコントロールできる範囲がはじめから大きいところです。
大体のことを自分で決めることができます。もちろん大変ですけど。
では会社員やアルバイトなどで仕事のやり方や内容が決まっている場合は、コントロールできることはないのでしょうか?
実はそんなことはありません。
例えばやることが決まっている単調な仕事があったとしましょう。
単調な仕事なので、何も考えずにやり続けるしかないように思えます。
でもやることが決まっていて他にやり方が無いような作業でも、工夫によってはもっと速く作業できたり、もっと無駄を減らせたりするものです。
そこで、作業をするときに「もっと何か工夫できないだろうか」と考えてみましょう。
そうすると自分なりに「こうした方が効率がいいのでは?」といったことが思いつくようになります。
そしてそれを上司に提案してみましょう。
もしそれが採用されたら、あなたは仕事内容の一部をコントロールできたことになりますよね。
簡単にコントロールできないことは成長のチャンス
「世の中、話を聞いてくれる上司ばかりじゃないんだよ」
たしかに、そんなに簡単に聞いてくれたら苦労しませんね。
ではどうすれば聞いてもらえるのか、考えてみましょう。
例えば人は論理ではなく感情で動く、ということをご存知ですか?
仕事のやり方を決めた上司に対してあなたが「このやり方の方が効率よくないですか?」と言ったとしましょう。
でも上司は自分のやり方が否定された、もっと酷い場合は「こいつは自分のことを非難してくる、敵だ」と感じるかもしれません。
そうすると意地でもやり方を変えたくなくなり「自分の方法はこういう理由で良いんだ。あなたのやり方はこんな問題があるじゃないか。」と言うでしょう。
そのとき、上司にとってはその理由が正しいかどうかはどうでもいいんですね。
自分が正しいと主張して、自分のことを守ることが目的になってしまいます。
まったく論理的ではなく、感情に振り回されていますね。
こういうことは身のまわりでしょっちゅう起きています。
でも残念ながら、感情を持つ人間である限りこういうことは避けられません。
ということは自分の意見を聞いてもらうには、まずは上司の感情を動かす方法を考えて実践するのが良いことが分かりますよね。
ならどうすれば感情を動かせるのか、ということになりますが・・・
と、話がそれたように見えますが、こういったようなことをあなたのシチュエーションに合わせて自分で考えたり調べたりすることであなた自身が成長できる、このことを私は伝えたいのです。
お金稼ぐために仕事をしているのでそんな面倒なことをしたくない?
考えてみてください。
コントロールできる範囲を広げようとして仕事をすると、お金を稼げるうえに自分自身が成長できていませんか?
成長すれば、よりお金を稼げる可能性も高くなり、よりコントロールできる範囲も広がり、仕事が楽しくなります。
つまり、あなたの考え方や行動を変えるだけで、つまらない仕事を楽しい仕事に変えられるということです。
まとめ
この記事のポイントはただ一つです。
- つまらない仕事を楽しむには、自分がコントロールできる範囲を広げる行動をとればよい
もしこれまで
こうしたい⇒できない⇒つまらない
という行動をしてきたのなら、
こうしたい⇒できない⇒どうしたらできるのか考えて行動する
というように変えてみましょう。
少しずつですが自分でコントロールできる範囲が広がっていくはずです。
そうやって行動していると、仕事でもなんでも本当に楽しいことが増えていきます。
せっかく時間をかけてやることなら、楽しんでやりましょう!