ポモドーロテクニックの効果を最大化するには失敗しよう!?

ポモドーロテクニックの効果を最大化するには失敗しよう!? 仕事が終わらない

博士エンジニアの晴樹です。

ポモドーロテクニックは「25分間作業して5分休憩」を1セット(1ポモドーロ)として、これを繰り返し行うことで集中して作業ができる時間術です。

ポモドーロテクニックは、そのポモドーロ中に作業を中断するとそのポモドーロは失敗、というルールがあります。

このルール、守れていますか?「一瞬メールを見るくらいは中断じゃないよね?」とか思っていませんか?

そう思っている時点であなたは実は作業に集中できていないのです。

ポモドーロを成功させ高い集中力を保つには、この中断をいかに減らせるのかがポイントになります。

でもポモドーロ中に作業を中断したことをちゃんとカウントしていないと、「ポモドーロテクニックを使っているのに集中できない、何が悪いんだろう?」となってしまいます。

なぜ中断してしまうのかということが分かりその原因を解消できれば、より高い集中力を手に入れてより早く仕事を終わらせることができるでしょう。

なので、ちょっとした中断でも失敗としてちゃんとカウントしましょう、ということです。

そうすると一時的に失敗するポモドーロが多くなります。

でもこの失敗をすることで、ポモドーロテクニックの効果を最大化して、集中して仕事をすることができるようになるはずです。

ポモドーロテクニックの失敗は厳しく判定したほうがよい

ふとした瞬間に今やっている作業を中断して他の作業をしてしまうことはないでしょうか。

例えば、メールが来たのでちょっとチェックして1分以内に元の作業に戻る、ということです。

このとき、そのポモドーロをちゃんと失敗としてカウントしていますか

1分だけ別のことをやったので1分多く作業すれば1ポモドーロ作業したことになるよね、と思っていないでしょうか。

一見するとちゃんと1ポモドーロ作業しています。

でも作業の進み具合は、中断したときとしていないときで大きく違うのです。

例えば作業中に何らかの事情で作業を中断して、また元の作業に戻ろうとしたとき「さっき何を考えてどこまでやっていたかな?」と迷った経験はないでしょうか。

単純な作業の場合はあまり迷わないのですが、何か新しいことを考えたり作ったりする作業をしている場合、この影響はとても大きくなります。

なぜなら「ここまでこう考えてこうやったから、次はこうやろう」という思考の流れが中断により途切れてしまうからです。

その思考の流れを思い出すのに結構時間がかかりませんか?

思い出せても、中断前のように集中した状態に戻るには時間がかかりませんか?

このように、1分の中断で失われる時間は1分ではなく10分以上になることもあります。

1分中断したからといって、「終了時間を1分延ばして25分作業したからポモドーロは成功」というわけにはいかないのはこのような理由です。

ちょっとでも作業が中断してしまったらポモドーロは失敗、としておかないと「たくさんポモドーロ成功させているのになぜか作業が進まない!」ということの原因に気づけません。

ポモドーロ失敗の理由を記録しよう

自分の作業が中断する理由を思い出せるでしょうか。

「なんかよく作業が中断するなぁ」と思っているだけでは、結局ポモドーロが失敗することを避けられません。

まずは、ポモドーロテクニック中に作業が中断したときに、こういう理由で作業を中断した、というのを記録しておくと良いでしょう。

こうすることで、中断の原因を知り、その対策が立てられるからです。

作業中断への対策を考えて集中力を持続させよう

中断する理由を記録していくと、中断するのは自分が原因のものと他人が原因のものの二つに分けられることに気づきます。

自分が原因でポモドーロが失敗する場合

例えば、作業が進まなくてイヤになってふと別のことをやろうとする、というのは典型的な自分が原因のものです。

このような中断は、多くの場合午後に集中していないでしょうか。

これは私自身がそうだから、というのもあるのですが、集中力というのは1日の始まりにはとても高い状態にありますが、1日を過ごしていくうちにどんどん下がっていくため、午後に集中できなくなるというのは自然であるともいえます。

ポモドーロが失敗したかどうかを記録しておくことで、自分がいつ集中できるのか、できないのかが見えてきます。

自分の傾向を知ったうえでどうすれば集中力が低下するのを避けられるのかを考えれば、より集中できるようになります

また、集中できなくなるのがしょうがないとあきらめて、集中力を必要としない作業をこの時間帯に回すことも考えられます。

「集中することが目的の方法なのに集中できてないじゃないか」と思うかもしれませんが、真の目的は効率よく仕事をこなすことなので、集中できない自分を受け入れてうまいこと付き合う工夫も必要なのです。

このような対策が立てられるのも、ちゃんと失敗の記録を取っておいたならばでしょう。

他人が原因でポモドーロが失敗する場合

他人が原因の中断というのは、仕事の内容やスタイルによってかなり違うと思います。

なので「こうすれば失敗しないよ」というのをすべての人に当てはめることはできません。

でも電話やメール、誰かが訪問してくるなど、誰かと連絡を取るために中断するのは、多くの仕事に共通しているので、それについて考えてみましょう。

メールが着信したらすぐに内容を見る、LINEが来たらすぐに返信する。

これもよくあることかもしれません。

メールやLINEの着信は自分の意思とは関係なくやってきます。

なので「他人の行動で中断させられているので自分はコントロールできないよね」と思っていないでしょうか。

たしかに、いきなりカギをこじ開けて人が部屋に押し入ってきた、なんてことがもしあったら、それは確かにコントロールできないかもしれません。

でも中断の要因となっているものの多くは実は防げます

メールやLINEの着信を逃さないように、すぐに確認できるような設定にしてないでしょうか?

例えばPCで作業している方なら、メールが来たときにそのことが分かるようなポップアップ表示の機能を使っているかもしれません。

一見便利な機能ですが、残念ながら作業が中断してしまうのはこれが原因です。

ポップアップの機能を使わずにメールは1日に3回しか確認しない、というルールを作っておけば、着信によって作業が中断されたり、すぐに返信しないと、という焦りを生むこともありません。

つまり、他人が原因でポモドーロが失敗する、と思っている多くの失敗は、本当は自分が対策していないから失敗しているのです。

このことに気づけると、メールだけではなく、いろんな中断の原因をなくすことができるようになっていきます

まとめ

ポモドーロが中断により失敗することが多いということは、あなたが作業に集中できていないということです。

でもこのことは、作業が中断してしまう問題を解消できれば今よりもっと仕事の効率を上げることができるようになる、とも言えます。

そのためにも、まずはポモドーロが失敗するのがいつなのか、どのようなことで失敗しているのか、などをちゃんと記録しましょう。

そして対策を考えて実践することで、集中してより効率的に仕事をこなしていきましょう!