ポモドーロテクニックの効果を高める目標設定方法

ポモドーロテクニックの効果を高める目標設定方法 仕事が終わらない

博士エンジニアの晴樹です。

ポモドーロテクニックは効率的に仕事をこなしていく強い味方です。

ポモドーロテクニックの「25分作業して5分休憩する」というサイクルを繰り返し行うことで、集中力を保ちながら作業ができます。

でも気をつけないといけないことがあります。

あなたは25分作業すること自体が目的になっていませんか

作業の中身は満足のいくものになっているでしょうか?

1ポモドーロごとに目標を設定し、それを達成しようとすることで、ポモドーロテクニックの効果を最大限引き出すことが可能になります

ポモドーロテクニックを使ってさらに効率的に仕事をこなしたい、という人はぜひやってみてください。

1ポモドーロ中に達成したい目標を設定しよう

ポモドーロテクニックを行う上で重要なことの一つが、「タスクの目標を設定する」というものです。

なぜこれが重要なのかというと、目標があることで、そのポモドーロ中に何としても目標を達成しようと頑張ることができるからです。

ポモドーロテクニックに限らず、目標を立てることで物事を効率的に進めた経験がある人は多いと思います。

目標を設定する期間は、1日、1週間、1か月、1年、いろいろな長さがあります。

どのような長さの目標設定も重要です。

目標を立てて進めることで、目指す方向性が明確になる以外にも、もし目標が達成できなくても、その要因を分析するなどして新たな目標を立てて進むことができるからです。

何をするにしても目標は文字通りよい道標なのですよね。

ならばポモドーロテクニックにおいても目標を立てない理由はないと思いませんか?

目標設定なしでポモドーロテクニックを使って陥る失敗

反対に、1ポモドーロ中で行うタスクの目標を立てないと、25分間作業することが目的になってしまうこともあります。

ポモドーロテクニックを使い始めたころは本当に集中力が無く、集中して作業ができそうなポモドーロテクニックに期待していたこともあり、1ポモドーロを成功させることを重視していました。

1ポモドーロ成功したということは集中して作業したんだ、と思っていたんですね。

なんとなくこのタスクをもう続けたくないなぁ、と思っていてもあと5分で1ポモドーロ成功だ、となると、何とか5分作業しようとしていました。

でもしていた作業といえば、ブラウザを開いて調べものをしている風を装ったり、考え事をしてみたりと、時間が過ぎるようなことをしていました。

誰に監視されているわけでもないのに、仕事をしているように装っているのは意味が分かりませんよね(笑)

仕事を効率的に進めるのが目的ではなく、ポモドーロを成功させることが目的になっていたのです。

傍から見ると滑稽なのですが、自分ではそのことに気づきませんでした。

このことに気づいたのは、いつも通りポモドーロテクニックを使って仕事を進めていた時です。

私はポモドーロテクニックを行うときにAndroidoのClockwork Tomatoを利用しています。

Clockwork Tomato - Google Play のアプリ
Clockwork Tomatoは、「ポモドーロ・テクニック」にもとづいて開発された時間管理のためのアプリケーションです。ポモドーロ・テクニックは、作業時間を25分間のインターバルに分割し、短い休憩時間を挟んで繰り返し実行することで、生産性を高める手法です。 • このアプリケーションは、タイマー、時計、アクティビティ...

アプリの画面を表示させたスマホを机の上に置いているので、常にあと何分で1ポモドーロが終了するのかを見ることができます。

あるとき、早く1ポモドーロが終わらないかなぁ、とスマホに表示されている残り時間をやたらと見ていた自分にふと気がついて、いつの間にかポモドーロを成功させること自体が目的となっていたことに気づきました。

それからは1ポモドーロごとに目標を立てるようになりました。

今でも残り時間が気になり、アプリの画面を見ることはあります。

でもそれは早く1ポモドーロを終わらせたいという気持ちから見ているのではなく、1ポモドーロ以内に設定した目標を達成できるのか、自分にプレッシャーをかけるために見ています。

1ポモドーロ1目標を設定する方法

1ポモドーロ中に行うタスクを1つ決め、それをどこまで達成するのか目標を立てることで、ポモドーロテクニックの効果を最大限に引き出せます。

とはいえ、たった25分間に対してどのように目標を立てればいいのか、戸惑ってしまうかもしれません。

全体の目標に対して今週やる目標を設定してそこから1日の目標を設定してさらに1ポモドーロの目標を設定して、、、なんてやっていると目標を立てるだけで何ポモドーロも過ぎていきそうです。

なので、そんなに厳密に目標を立てる必要はないでしょう。

タスクに取り掛かる時点で大体どのようなことをするのかは分かっていると思いますので、目標を立てるのはポモドーロが始まる直前でもいいですし、私は1ポモドーロが始まってから決めることもあります。

あとはより具体的に、1ポモドーロ中にどれくらいやりたいのか、やるべきなのかをできれば具体的な数値で設定するのがよいでしょう。

例えば

  • ライターなら、2000文字書く
  • デザイナーなら、ラフを3点作る
  • プログラマーなら、50行コードを書く

もちろん量より質だ、ということもあると思います。

質を追求する時間も必要ですが、多くの場合実際に手を動かし作業をすることの方が多いでしょう。

目標は作業内容によって変えた方がいいですが、たいていの場合具体的な数値を目標にするとだらけて作業することが避けられ、良い結果を生じやすいというのが私の経験です。

そうなると、難しいのは25分くらいでギリギリ終わる量を見極めることです。

ではどうすればこの精度があがるようになるのか?

これは「慣れ」るしかないです。

仕事をするとき、長期的なものでなかなか見通しが立たないものでも、スケジュールはたいてい立てますよね。

そのスケジュールは過去の経験から、必要な作業を見積もり、それぞれの作業はこれくらいかかりそうだから全体でこういう日程になるかな、というのを決めているのではないでしょうか。

どういうものに対してどれくらいかかりそうか、というのは経験を積むことでしかわかりません。

重要なのは、日々ポモドーロテクニックを使って仕事をするときに、各ポモドーロでどのような目標を立てて、その結果どうだったのかを記録しておくことです。

記録が無いと、何となく数値を設定して、達成できなくても「ちょっと設定した量が多かったかな」と思ってしまい、作業の方法や内容ではなく、目標設定の方に問題があったのだという問題のすり替えをしてしまいます。

日々実践し記録を取り次に活かす、というのを繰り返し行うことで自分が25分間できる作業量が見積もれるようになりますし、また徐々にその量というのは増えていくと思います。

自分の成長を数値で見ることができるというプラスの効果もありますね。

まとめ

ポモドーロテクニックは集中して作業するための強力なツールです。

目標を立てずに25分間集中して作業するだけでもかなり効率的に仕事をこなせます。

でも「25分間作業することが目的になってしまう」ということに心当たりがある人は、目標を設定し作業をしてみてください。

1ポモドーロごとに目標を設定することで、ポモドーロテクニックの効果を最大限に引き出すことができるでしょう。