「自己啓発書を読んだら人生って変わるのかな」「読むだけ無駄って声も聞くけど・・・」
その疑問、博士エンジニアの晴樹が解決します。
自己啓発書に対するネガティブな反応としては「あんなもの読んでも何も変わらない」「成功している人の中で自己啓発書を読んだから成功した人というのを聞いたことがない」というものがあります。
このような反応してしまうのは、自己啓発書がどのようなものであるかというのを理解できていないことが原因です。
正しく理解すれば、自己啓発書で人生を変えられます。
この記事がそのきっかけになれば嬉しいです。
自分を変えるのは本ではなく行動
まず根本的に理解しないといけないことは、自分を変えることができるのは自分の行動だけだということです。
自己啓発書を読んだだけで自分の人生が変わる、そんなことはありえません。
もし今の人生をよりよくしたい、と思っているのであれば、あなた自身の考えや行動を変える、それしかありません。
自分の意思や経験からえられる様々な事に基づいて自分の考えや行動を変えていく、これしか方法はありません。
自己啓発書はサポート役
なら自己啓発書は一体何をしてくれるの?
答えは、自分の行動や考え方のサポートをしてくれるものだということです。
残念ながら私たちが生活していて経験できることや考えられることというのは、とても狭い範囲のことです。
特に、考え方というのはどんなに客観的に物事を見ようとしたり、これまでにない考え方をしようとしたりしても、必ずこれまでの自分の経験してきた枠の中でしか考えられません。
無意識のうちに自分の枠で考えてしまうということを自分の力だけで打ち破るのは、よほど特殊な人でないと不可能に近いでしょう。
ではどうすればそういった枠を取り払うことができるのかと言うと、他人の考えや経験を知ったり取り入れたりするのが良いのです。
それができる有効な手段が、本を読むことであり、自己啓発書はそういったことを効率的に助けてくれます。
なので、本に書かれていることを実際にやるかどうかは、自分自身で判断しなくてはいけません。
自己啓発書を読んでも成長できない、というのは当然の話であり、それを基に様々なことを考え、自分で行動し経験を得る、ということを繰り返し行わないと、成長することはできないのです。
自己啓発書は人生を変えるのか
私の経験からは変えられると断言できます。
以前の私は、能力も低く効率も悪く、人生も楽しめず、生きる意味とは何なんだ、といつも思っていました。
でも今では毎日が楽しく幸せで、様々な能力も高まり仕事も順調に行え、プライベートも充実した人生を送ることができています。
このように変わることができたのは自分が行動したからです。
でもその過程で自分の行動や考えを整理したり、自分の考えだけでは到底思いつかなかった考えをしたりするのに、自己啓発書は大きな役割を果たしました。
自己啓発書を読んでいなければ、人生の歩みはより遅く、もしかしたら誤った方向に進んでいたかもしれません。
そういう意味で、やはり自己啓発書は私の人生を変えてくれた、と言えます。
「成功者は自己啓発書を読んでいない」というずれた批判
「成功している人の中で自己啓発書を読んだから成功した人というのを聞いたことがない」
まだこの批判について答えていませんでした。
そもそもこういった批判をする人は、いわゆる「成功者」という定義が、社会的に大成功している人、例えば莫大な富を手に入れた人や社会的に高い地位についている人、有名人などであるようです。
しかし私たちはすべての人がそのような「成功者」を目指して行動しているわけではありませんし、その必要はありません。
自分の人生をより良く生きることが目的であるならば、そう生きることができれば「成功した」と言えます。
世の中には、そういった意味で成功している人は多くいます。
私は大金持ちでもなければ社会的に知られている人間でもありませんが、今幸せであるということに大きな成功を感じています。
こういった成功を無視して「成功者は自己啓発書を読んでいない」と言うのは、自己の成功を定義できていない、的外れな批判だということが分かるでしょう。
そもそも「成功者」と呼ばれる人々は行動力が極めて優れています。
様々なことを自ら試し、失敗し、それでも立ち上がり挑戦していく、そういったことができる人達です。
反対に、そういったことに踏み出せない、なかなか前に進めないような一般人である私たちは、「成功者」の経験や考え方が記された自己啓発書を読むことで、その経験や考え方を借りることができるのです。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 自分を変えることができるのは自分の行動だけである
- 自己啓発書は行動をするときに必要な経験や考え方をサポートしてくれる
自己啓発書は、あなたの成長・成功のサポートをしてくれるパートナーになりうるものです。
でも最終的にそれを活かせるかどうかは、私たち自身の行動です。
パートナーとともに、行動していきましょう!